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第3105回 過去の音楽ビジネスの終焉とフリーミアムに導かれる新時代。

第3105回 過去の音楽ビジネスの終焉とフリーミアムに導かれる新時代。

パーマリンク 2014/09/16 08:43:06 著者: netbiz メール
カテゴリ: 01 ITビジネス

先週、ロックバンドのU2が突如ニューアルバム「Songs of Innocence」をiTunesで無料ダウンロード開始!

このニュース、音楽業界のみならず社会的にも大きな話題になりました。長年のファンである私も早速DL。iPodに入れて新作を楽しんでいます。この企画は10月13日までで限定5億人!w さすが大物バンド、スケールが違いますねぇ。

ファンとしては純粋に嬉しいところですが、ビジネスの視点で考察してみましょう。これは相当大掛かりなフリーミアムのビジネスモデルです。

フリーミアムというのは、無料で何かを提供する代わりに他の見返りを見込んでビジネスするというもの。古くからのスタイルだと、化粧品を購入すると他の商品のサンプルを付けて今後の購買を促進するスタイル。最近では通信販売などで「先着○○○名様は1万円の商品が500円!」とか告知して、今後のリピートにつなげる作戦がそうですね。

それにしてもU2の太っ腹さには驚かされました。これまでも同じ大物ミュージシャンならプリンスが新聞のオマケにニューアルバムを付けて話題になったことはありますが、今回はまったくの無料なので前代未聞の企画と言えましょう。

リーダーでヴォーカルのボノはインタビューで「Appleがアルバムの代金を支払ってくれた。無料の音楽なんて信じていない。音楽は神聖なものなんだ」と発言。いくらで契約したのでしょうか?おそらく途方もない金額ではないかと。

いずれにせよU2は来月ボーナストラック付でこのニューアルバムを正式にリリースするようですし、さらにこのアルバムに次ぐニューアルバムも完成しているとの噂です。今後彼らがライヴをするとすれば、この話題もあって間違いなくお客様は入るでしょうから十分過ぎる見返りがあるに違いありません。

ならばこれを無料で提供したAppleのメリットとその意図は何か。ニュース性も高く宣伝効果はありましょうが、それ以上にフリーミアム戦略に基づく利益が見込めるのです。つまりU2のニューアルバムを購入したお客様が、彼らの別の楽曲や違うアーティストの楽曲を有料ダウンロードする可能性がビジネスになるということ。そしてiTunesの優位性を思い切り市場にアピールできるでしょうね。

1960年代から続いてきた音楽の著作権やレコード・CDのディストリビューションによるビジネスモデルは今、まさに終焉を迎えようとしているようです。今後、音楽のニュービジネスはどのような形で花開いていくのでしょうか?

我々は、本当に面白い時代に生きていますね!私自身も新しい波に乗り遅れないようにしなくては。




岡橋秀樹

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岡橋秀樹
名古屋市緑区鳴海町在住
三重県伊勢市出身
1968年1月生まれ・47歳

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