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165 話題のエンタメ1 プリンス「PLANET EARTH」(CD)

パーマリンク 2007/07/08 07:44:32 著者: netbiz メール
カテゴリ: 11 話題のエンタメ

これまで日曜日は「おすすめ名古屋めし」をご紹介してきたのですが、今後はそれに加えて「話題のエンタメ」(私の好きな、そして興味深い映画や音楽のネタ中心ですが)も披露させていただきたく思います。第1回目は私のもっとも好きなミュージシャン、プリンスの新作「PLANET EARTH」です。

話題の…とはいっても、今作は現時点ではリリースされていません。私が聴いた音源は、少し前にプリンスの公式サイト「3121.com」からインターネットリリースされた新曲「Guitar」(米国の携帯電話会社とのタイアップで、新規契約するとDLできる)、公式サイトで一時期だけ聴くことができた「Future Baby Mama」、ラジオで流されたものがネットで出回った「The One U Wanna C」と10曲入りアルバム中3曲のみ。いずれもポジティヴな雰囲気に満ち溢れており、現在のプリンスの良い状態が伝わってきます。早く全貌が知りたいですね!

ネットでも取り上げられていたのでご存知の方もみえるかとは思いますが、「PLANET EARTH」はイギリスの新聞「Mail On Sunday」7月15日(日)号の付録として、何と無料配布されることになりました。(国内盤は7月25日発売)

これまでもフリーペーパーや新聞に、音楽CDが添付された例はありましたが、サンプル集などが大半で、ましてやプリンスのような大物が、それも未発表の新作を無料で、などということは前代未聞。業界内外で大きな話題となりましたが、エンターテインメント小売業協会長は「これまで彼の音楽キャリアを通してプリンスを支えてきたレコード店の全ての人間に対する侮辱。レコードの価値を下げる行為だ」と怒りをあらわにしているようです。そりゃあ業界の方は面白くないですよね。というか、このようなことをされるとショップ売上に響くことは必至ですから。

今回のアルバムについてリリース元のSony BMGは、遂にUKで「Planet Earth」をリリースしないことを発表。もちろん今回の無料配布がその理由です。ちなみに同アルバムは今月スタートする プリンスのUKツアーのチケットにも無料でついてくるそうで。売れるのが確実なプリンスのリリースを逃したのはビジネス的に大きいでしょうね…。

一方「Mail On Sunday」側は「レコード店を廃業させようとしているわけではないが、彼らは古い時代のままで、ビジネスを発展させようと十分な努力をしていない」と反論しています。

これって、現在IT業界におけるWeb2.0の概念の在り方に酷似していますね。従来の方法論と利権にしがみつく業界の体質は、エンドユーザーの利益を配慮せずに、自分たちの利益をひっ迫するであろう、新たな方法論を闇雲に批判する傾向にあるものです…。

思えばインターネット黎明期から、プリンスはネットの可能性に着目してきたアーティストでした。今はお休みしていますが、一時期は公式サイトでアルバムやシングル、PVをガンガン有料でDLさせていましたし(Web2.0時代を反映し、今後は無料?)、10年以上前にミュージシャンとしては珍しいCD-ROMゲーム「INTERACTIVE」や、ネットにリンクしたリスナーが彼の音楽を体験するというコンセプトのアルバム「THE GOLD EXPERIENCE」をリリースしています。また、今では懐かしいNapstarには当時未発表だったシングル「The Work Pt.1」を無料でシェアできるようにしていました。

最近のプリンスは、趣味的音源は自分のサイトでリリースし、売れ筋音源ができると、その都度選んだ大手レコード会社にディストリビューションさせるというスタンス(彼はかつての所属会社ワーナーとの確執から、「契約」という言葉を嫌い、いつも「合意」と表現しています)。今回の戦略はまたしても初の試みですが、どのような結果がもたらされるのでしょうか。

ビッグスターになった今もほぼ毎年のようにアルバムをリリースし(未発表曲は500以上ともいわれています)、常にライブ活動を行い、そして果敢な挑戦を繰り返す姿勢は素晴らしいと思います。またしても彼の活動から、目が離せません!

(岡橋秀樹/E-mail:okahashi@pangaea-g.com)

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岡橋秀樹
名古屋市緑区鳴海町在住
三重県伊勢市出身
1968年1月生まれ・47歳

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注目のメディアレップ企業・一六社のFC代理店「地域ホームページ鳴海」代表の岡橋秀樹がネット広告代理店としての営業活動と、実用的なSEO対策、Twitter活用など最新のITビジネス情報をご紹介いたします。

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